社労士試験選択式試験過去問アーカイブ

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平成12年社労士試験選択式過去問 労務管理その他の労働に関する一般常識

1 日本の賃金の特徴として年功賃金が指摘されてきたが、近年、年功賃金を見直して、個々の従業員の業績を反映する賃金制度を導入する動きがみられる。そのような賃金の代表例として があり、労働省「賃金労働時間制度等総合調査」によれば、1998年には約12%の企業で採用されている。

は、多くの企業では主として管理職に適用されている。業績を測定するために、 が1954年に著した「現代の経営」において提唱した「目標による管理」の手法を利用しているのが一般的である。

の述べたY理論では、「普通の人間は、自ら進んで設定した目標の実現のためには、能動的に取り組む傾向がある」とされており、「目標による管理」の理論的基礎を形成している。

2 年功賃金からの脱却を進めれば進めるほど、次第に の重要性が高まってくる。しかし を公正に実施するのはなかなか難しい。実際に を行う現場では、しばしば部下の動きを甘く評価してしまうというが生じたりしている。そこで多くの企業では、 が公正に実施されるよう様々な工夫を行なっている。

  1. アセスメント
  2. ガルブレイス
  3. 寛大化傾向
  4. 業績給
  5. 厳格化傾向
  6. サロー
  7. 自己申告
  8. 自己評価
  9. 職能給
  10. 職務給
  11. 人事考課
  12. 中心化傾向
  13. テイラー
  14. ドラッカー
  15. 年俸制
  16. ハーズバーグ
  17. バーナード
  18. ハロー効果
  19. マグレガー
  20. マズロー

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正答

解説

労務管理用語に関する問題。

ここ1,2年でドラッカー知名度が急激にアップしたということもあり、この問題なら5点満点取れるのではないでしょうか。「マグレガー」の「X理論」「Y理論」も覚えてさえおけば容易に点が取れます。「マグレで思いついた」といった感じで覚えておくとよいのではないでしょうか。

択一式試験での出題歴